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ダメ!ぜったいダメ!

【薬物乱用とは】


 医薬品を本来の医療目的から逸脱した用法や用量あるいは目的のもとに使用すること。医療目的にない薬物を不正に使用すること。 遊びや快感を求めるために使用した場合は、たとえ一回使用しただけでも乱用にあたります。

【 麻薬・覚せい剤の特徴 】

大麻

  1. 嘗ての状態と比較し、著しい行動パターンの変化が見られる
  2. 忍耐力に乏しく欲求不満に陥りやすい
  3. 感情の起伏が激しく、喜怒哀楽の振幅が非常に大きい
  4. 頭は常に朦朧状態・・・例えば、昨日何をしたのかも思い出せない状態
  5. 鬱状態、自己陶酔、まやかしの行動、病的虚言
  6. 学業・就業成績の低劣化、体育活動その他本来求められているもろもろの活動への不参加
  7. 交通違反、破壊行為、万引きなど様々な違法行為
    大麻のタールはタバコのそれよりも50%も多く含まれています

コカイン

  1. 一回やっただけで、もののみごとに虜になるクスリ
  2. 個体差が大きいため、どんな量でも使いすぎとなり死に至ります
  3. 中枢神経に作用します。精神・身体両面で依存性がある

ヘロイン

  1. 添加物:砂糖・タルカム・パウダー(目に蓄積して失明の原因になることも判明している)エプソム塩・マンナ糖などの緩下剤・粉石鹸・キニーネ・ストリキニーネなど 
  2. 他の如何なる麻薬よりも依存性(強烈な陶酔感)が早くできあがる       
  3. 耐性が出来やすく、禁断症状が強い       
  4. 強烈な蟻走感がおこる       
  5. 禁断症状:筋肉に激痛が走り、関節がきしむように感じます       
  6. 骨がばらばらになって飛び散るかと思うほど痛い             
  7. 皮膚には鳥肌がたち、震えが起こり、そのうえ下痢を繰り返す

モルヒネ

  1. 非常に強力で且つ中毒性も非常に高い
  2. 耐性が急速に進み、3~4時間もするころには、体が汗ばんで、イライラし始め、すぐに次に一発をほしくなる
  3. 多量に摂取した場合や急性の中毒時:瞳孔が縮小し、血圧が低下 し、悪寒を覚え、ベトついて湿った青白い肌となり、ショック状態になり、意識が無くなり、昏睡状態に陥り、呼吸が停止して死に至る  

コデイン

  1. 最も安価で効果的な鎮咳剤で、多少は鎮痛効果もある薬
  2. 市販の咳止め等にも入っています。普通に使うのであれば、2~3週間使っても中毒にはなりません 

(パレゴリック)・子供用。

(覚せい剤) ・眠気を吹き飛ばし一時的に興奮作用をもたらす薬

  •  アンフェタミンのグループ/デキストロ・アンフェタミンのグループ、メタンフェタミンのグループに分けられる。
  • 密造覚せい剤にあっては、殺虫剤、写真の現像液などが混ぜられていることがあり、有毒な混和物はときとして死に至らしめることも。
  • 最初の目眩めくような快感から、一気に訪れる不安と狼狽と混乱に支配されてしまう。

(有機溶剤) 

  • 恒常的な摂取は脳を侵し、失明や難聴などの障害を一生残し、精神の異常まできたす。
  • 急激な摂取は突然の死をもたらす
  • 急性効果(吸ってすぐに現れる影響)
    • 酩酊作用、麻酔作用・・・脱水、酸素欠乏、呼吸麻痺(死)
    • 知覚異常及び幻覚の発作作用・・・身体移動感、夢想症
  • 慢性効果(長期に吸っていると現れる影響) 特に精神的障害をお越しやすい。
    • 性格の変化…いらいらして落ち着きがない(抑制欠如)
  • 有機溶剤精神病…幻視・幻聴、妄想、異常行動       

【薬物乱用の弊害】

  1. 頭痛、動悸、目眩、激昂、不安、そして錯乱した状態と被害妄想の感情に左右される偏執病、極度の疲労へ変わる。
  2. 食欲不振は拒食症から、体重が極端に減少し、物を飲み込むことさえ出来なくなったりする。十分な栄養が得られないので免疫性も低下し、細菌感染などが生じ易くなり、諸々の疾病も生じやすくなる。
  3. 発癌性物質が含まれている。肺癌なども引き起こす。(コカインの場合は、鼻粘膜に腫瘍が出来やすい。)
  4. 脳・神経系:意識障害や、幻覚・妄想、記憶力の低下、痙攣脳内出血、脳卒中、動脈狭窄、動脈破裂、精神系統の各種発作をおこす。
  5. 気管支・肺:副鼻腔炎、咽頭炎、気管支炎、肺気腫、嗅覚の麻痺や副鼻腔性頭痛など。大麻のタールはタバコのそれよりも50%も多く含まれている。突然息苦しくなったり、呼吸困難に陥ったりするため、突然死を招くこともある。
  6. 心臓・血管:心拍の上昇、脈拍の停滞による不整脈、心不全、胸痛、心臓発作、血圧の急上昇、狭心症
  7. 生殖器官:流産や早産の恐れ。性欲を亢進するほか、精子や月経に異常胎児にも影響を及ぼし、生まれる子供に高率に心臓や腎臓の奇形などの身体障害や、精神障害が発生する危険性
  8. 眼:目(結膜)の充血、瞳孔を散大させたり、涙目
  9. 消化器:食欲減退、胃痛、はきけ、嘔吐、慢性的に繰り返す下痢
  10. 肝臓・腎臓:肝炎、腎機能不全
  11. 依存性:身体性・精神性共に強い。特にコカインは、最強の依存性がある。 錯乱や精神障害。果ては、廃人になる。
  12. 精神性:無動機症候群、知的水準の低下。気分、情動、衝動の異常、異常で不合理な考え方、幻覚妄想。 重度の偏執病の症状、強迫的衝動的行動。夢幻状態や錯乱、せん妄などを意識の変容(不安感増大)
  13. その他:注射針からの感染、ウィルス性肝炎による肝機能障害や静脈炎、エイズ

『1度ぐらい』
『私は大丈夫』
『すぐに止められる』
『○○すれば安全』
『××さえしなければ』
『△△さんもやっている』
『少しだけなら』
……

麻薬・覚せい剤にそんな甘えは、通じません。

 麻薬・覚せい剤に関しては、正しい専門知識を持ち、責任を取れる立場にある医師・薬剤師の監視の元での必要最小限の使用以外は、すべて、自分の命と家族・友人を全て無くすと思ってください。

 特に孤独感からくすりに手を出した人!くすりはあなたを更に孤独にしてしまいます。最後には、 自分自身からも見放されてしまいますよ!

 万一、麻薬・覚せい剤を服用してしまったら、すぐ、専門医・薬剤師・専門相談員にご相談下さい。私達は、友人であるあなたをなくしたくはありません。


麻薬・覚せい剤の恐さがわかるリンク集  



Attention!! 2000.10.01

インターネット販売の医薬品にご注意!

 最近、インターネットを利用した医薬品販売が増えてきています。日本国内で未承認の薬や、手に入れにくい薬等、様々な薬がネット上でやり取 りされています。

 ところが、近頃は偽者が横行している様で、成分が半分しか含まれていない「偽バイアグラ錠」や違法ドラッグの含まれたクスリ など決して安全と言えないものも販売されています。

 十分お気をつけください。


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