買い薬と医院・病院に受診しないといけない場合の見分け方は?

 患者さんを見ていると、

1) 薬大好き、病院大好き
2) 薬不審・医師不審 両方とも大嫌い
3) 必要なら仕方ない

の3パターンが見受けられます。

 薬大好きも大嫌いもどちらも問題です。病気になったら、早期に適切な診断・治療を受ける事が、健康を保つ大事な事の一つです。
 修理は、それぞれの専門家に頼むのが一番ですが、普段、障子に少し穴が開いた位で、いきなり、建築屋を呼んだりはしないと思います。まず、家にある紙を、桜の花びらの形にでも切って(近頃は、DIYできれいに型抜きし裏に接着剤のついた障子補修用の紙を売っている様ですが)自分で補修するでしょう?これが売薬(OTC)です。
 一般販売をしているお店で買えます。しかし、障子を閉めていても会下山の桜が見えるなどというひどい破れ方をした時や、桟が一部壊れた時は近くの建具屋(医院・病院)に行きましょう。更に、敷居までが斜めに倒れている様で、満足に閉まらない時は、工務店(大病院・専門病院)で診断補修してもらわれた方がいいでしょう。
 この選択を間違われている方もあります。しかし、この見極めは、結構悩んだりするものです。そういう時は、近くの「薬局・薬店」に、お気軽にご相談ください。
 また、複数の修理屋(複数の医療機関)にバラバラに頼みますと、それぞれの使い方は適切でも、重なってきて溢れたり、反対の作用をして、せっかくの薬の効果を消してしまったりします。中には、薬同士が手を組んで悪さをしてしまう事すらあります。その時に、頼んだ業者同士がお互いの作業がわかるようにしておけば、このような不都合は起こらずに済み、専門家の優れた修理を安心して受けることが出来ます。
 病院・医院は、それぞれの専門が分化していますが、薬局は、この分野しかダメということがありません。兵庫区薬剤師会では、情報ネットワークシステムを用いて、どこの薬局でもお薬がもらえる様なシステムを作っております。少しお待たせする事があるかもしれませんが、必ず、どこの保険薬局でも保険調剤のお薬は手に入ります。万一、調剤できない場合は、責任を持って、調剤できる薬局をご紹介致します
  あなたやあなたの家族の健康状態を常に把握し、あなたや御家族が安心して相談できる 「かかりつけ医」を持つと同様に是非信頼できる「かかりつけ薬局・薬店」をお持ちください。



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